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方野 量太; 辻本 和文
no journal, ,
加速器駆動システム(ADS)等の未臨界体系の未臨界度測定手法として、未臨界度と相関のある即発中性子減衰定数(以下、とする)を、複数の中性子検出器の測定結果を用いて推定する手法を考案した。従来法では、は未臨界体系にパルス中性子打ち込んだ後の中性子計数率の時間変化を単一の指数関数でフィッティングすることにより推定される。実際には、パルス入射直後の中性子計数率の時間変化は多数の高次モード成分を含んでいるため、高次モード成分が十分時間的減衰をした後にフィッティングを行う必要がある。しかし、高次モードの影響を強く受ける検出器位置では、高次モードの時間的減衰が期待できない場合があり、の測定結果に検出器の位置に応じて高次モード由来のばらつきが生じる。提案手法は、複数の検出器で得られた中性子計数率の時間変化を線形結合させることで、時間的減衰によらず高次モードの影響を低減させる。提案手法により、検出器の位置に対してより頑健な即発中性子減衰定数の測定が可能となり、従来法より高精度な測定が見込まれる。